「春の訪れや夏の暑さ、秋の実り、冬の寒さを楽しむ」
二十四節気(にじゅうしせっき)は、春夏秋冬の4つの季節をさらに6つに分け、季節を表す言葉として用いられています。立春、春分、夏至など、私たちがよく耳にする言葉も、二十四節気の一部です。
二十四節気は、節と気の2つの要素で構成されています。節は「せつ」と読み、気は「ちゅう」とも「ちゅうき」とも読まれます。これらの要素は交互に現れ、それぞれの季節を特徴づけています。

二十四節気は、太陰太陽暦(旧暦)の閏月を設ける基準ともなっています。中気のない月を閏月としており、その年によって1日程度前後することがあります。
二十四節気は、季節の移り変わりを感じる上で重要な役割を果たしています。私たちの生活に根付いた言葉や行事も、二十四節気に基づいています。
二十四節気一覧
| 春 | 立春(りっしゅん) | 1月節 | 2月4日頃 |
| 雨水(うすい) | 1月中 | 2月19日頃 | |
| 啓蟄(けいちつ) | 2月節 | 3月5日頃 | |
| 春分(しゅんぶん) | 2月中 | 3月21日頃 | |
| 清明(せいめい) | 3月節 | 4月5日頃 | |
| 穀雨(こくう) | 3月中 | 4月20日頃 | |
| 夏 | 立夏(りっか) | 4月節 | 5月5日頃 |
| 小満(しょうまん) | 4月中 | 5月21日頃 | |
| 芒種(ぼうしゅ) | 5月節 | 6月6日頃 | |
| 夏至(げし) | 5月中 | 6月21日頃 | |
| 小暑(しょうしょ) | 6月節 | 7月7日頃 | |
| 大暑(たいしょ) | 6月中 | 7月23日頃 | |
| 秋 | 立秋(りっしゅう) | 7月節 | 8月8日頃 |
| 処暑(しょしょ) | 7月中 | 8月23日頃 | |
| 白露(はくろ) | 8月節 | 9月8日頃 | |
| 秋分(しゅうぶん) | 8月中 | 9月23日頃 | |
| 寒露(かんろ) | 9月節 | 10月8日頃 | |
| 霜降(そうこう) | 9月中 | 10月24日頃 | |
| 冬 | 立冬(りっとう) | 10月節 | 11月7日頃 |
| 小雪(しょうせつ) | 10月中 | 11月22日頃 | |
| 大雪(たいせつ) | 11月節 | 12月7日頃 | |
| 冬至(とうじ) | 11月中 | 12月21日頃 | |
| 小寒(しょうかん) | 12月節 | 1月5日頃 | |
| 大寒(だいかん) | 12月中 | 1月21日頃 |
春の二十四節気

立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨となっています。立春は新しい年の始まりを告げる節であり、雨水は春の訪れを感じさせる節です。啓蟄は虫たちが地中から出てくる季節を表し、春分は昼と夜の長さがほぼ等しくなる節です。清明は自然の中で清々しい季節を迎える節であり、穀雨は種をまくのに適した時期を意味します。
立春(りっしゅん)

二十四節気の第1で、正月節(旧暦12月後半から1月前半)です。 現在広まっている定気法では太陽黄経が315度のときで2月3日、2月4日ごろです。 これは、太陽の位置に基づいて計算されるため、天文学的な立春の瞬間とは異なります。 一般的には、この日を立春としています。ただし、立春の日付は年によって異なることもあります。 立春は、春の始まりを意味しますが、なぜ寒い時期に春とされるのでしょうか?これは、季節の変わり目であり、まだまだ寒い時期ですが、春の訪れを感じる兆しとして捉えられています。立春を境にして、日が長くなり、春の気配が感じられるようになるからです。 また、立春は季節としての意味もあります。立春から次の節気である雨水の前日までが立春の期間とされています。この期間は、寒さが続くものの、春の訪れを待ち望む時期であり、新たな始まりを迎える準備をする時期でもあります。 立春には、さまざまな行事や風習もあります。例えば、立春の翌日にあたる節分では、厄払いや福豆まきなどが行われます。節分は、冬の終わりを告げる行事であり、春の訪れを祝う意味も込められています。また、立春には九星気学における吉方位の変わり目でもあり、新たな運気を迎えるチャンスとされています。 立春の七十二候には、「雁北(かりのきた)行く」という候があります。これは、立春を過ぎると、寒い冬を乗り越えて北の方へと向かう雁の姿を見ることができるという意味です。この候は、春の訪れを感じさせる光景として親しまれています。 立春は、春の始まりを告げる重要な節目です。寒さが続く中で春の到来を感じることができるため、人々にとっては希望や新たなスタートの象徴でもあります。立春の日には、春の訪れを心待ちにするとともに、新たな目標や夢への一歩を踏み出すきっかけとして、積極的に取り組んでいきたいものです。
雨水(うすい)

二十四節気の第2(1月中・正月中)で、2月19日頃、およびこの日から啓蟄(3月6日頃)までの期間をいいます。これは、「陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる頃」といった意味合いがあり、また忍び寄る春の気配に草木が蘇る頃といった意味合いもあります。 雨水の時期には、春の訪れを感じることができます。冬の寒さがやわらぎ、雪が解け、草木が芽吹き始める頃です。この時期には、気温が上昇し、冷たかった雪や氷が水に変わり、雨となります。そのため、「雪が雨に変わる頃」とも表現されます。 また、雨水の時期は春の気配が忍び寄る頃でもあります。冬眠していた動物たちが活動を始め、草木が蘇っていく様子が見られます。春の訪れを感じることができるので、雨水の時期には春を待ち望む人々も多いのです。 雨水の時期には、さまざまな風習や行事があります。例えば、雨水には「雛人形を飾ると良縁に恵まれる」という言い伝えがあります。雛人形は、女の子の健やかな成長と幸せを願うものであり、雨水の時期に飾ることで良縁が訪れるとされています。 また、雨水の時期には、春の訪れを感じるおでかけが楽しめる場所もあります。例えば、公園や庭園では、桜の開花や春の花々の咲き始めを楽しむことができます。また、温かくなった日には、ピクニックやお花見を楽しむこともできます。 さらに、雨水の時期には、食べ物も季節感を楽しむことができます。春野菜や山菜が美味しい時期であり、春の味覚を楽しむことができます。また、雨水の時期には、春の訪れを告げる鮮やかな彩りの和菓子や料理も登場します。 雨水は、春の訪れを感じることができる季節です。陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、草木が蘇っていく様子を感じることができます。雛人形を飾ったり、春のおでかけや食べ物を楽しんだりすることで、雨水の時期をより一層楽しむことができます。
啓蟄(けいちつ)

二十四節気の第3番目で、2月節(旧暦2月後半から3月前半)です。現在広まっている定気法では太陽黄経が345度のときで3月5日頃です。それが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。啓蟄の日付は、近年では3月5日または3月6日であり、年によって異なる。 啓蟄は、春の季節の中で重要な節気です。この日を境に、冬から春へと季節が変わります。啓蟄とは、地中に潜んでいた虫たちが穴を開けて姿を現す日のことです。冬眠から目覚めた虫たちは、春の訪れを告げる存在とされています。 啓蟄の日付は、定気法と呼ばれる方法で決められます。定気法では、太陽黄経が345度のときを啓蟄とします。一般的には3月5日頃とされていますが、年によって異なることもあります。この日は、冬から春への移り変わりの時期を表しています。 ただし、天文学的な観点から見ると、啓蟄は瞬間的な出来事とされています。太陽黄経が345度になる瞬間が啓蟄とされます。この瞬間を正確に捉えることは難しいですが、天文学の視点では重要なポイントとなります。 近年では、啓蟄の日付は3月5日または3月6日であることが多いです。しかし、年によって異なることもあります。啓蟄の日付は、天文学的な要素や季節の変化を考慮して決められるため、厳密なルールがあるわけではありません。 啓蟄の日付が近づくと、自然界でも春の兆しが感じられます。花が咲き始め、鳥のさえずりが聞こえるようになります。また、テントウムシの姿も見られるようになります。啓蟄は、自然界が目覚める時期とされています。 啓蟄の日付が近づくと、私たちも新たな気持ちで一歩を踏み出す準備を始めます。冬の間に溜まった疲れやネガティブな感情をリセットし、新しい目標に向かって頑張ろうという気持ちが生まれます。 啓蟄は、春の訪れを告げる重要な節気です。地中から姿を現す虫たちと共に、私たちも新たな季節への期待を胸に、前向きに進んでいきましょう。
春分(しゅんぶん)

二十四節気の第4番目で、2月中(旧暦2月後半から3月前半)です。現在広まっている定気法では太陽黄経が0度のときで3月21日頃です。 それが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。春分の日付は、近年では3月20日または3月21日であり、年によって異なる。 春分は、日本の季節の中でも特に重要な節目です。春分とは、昼と夜の長さがほぼ同じになる日のことを指します。春分は、自然界の移り変わりを感じることができる貴重な時期です。 二十四節気の中で春分は第4番目に位置しており、2月中(旧暦2月後半から3月前半)に当たります。現在広まっている定気法では、太陽黄経が0度の瞬間が春分とされています。一般的には3月21日頃とされていますが、天文学的にはその瞬間とされています。 春分の日付は、近年では3月20日または3月21日であり、年によって異なることがあります。これは、二十四節気が太陽の動きに合わせて24等分されるため、1日程度前後することがあるからです。 春分の訪れは、新しい季節の始まりを告げるものとして、多くの人々にとって特別な意味を持っています。春分を迎えると、寒さも和らぎ、自然は芽吹き始めます。桜の花も咲き誇り、春の美しい風景が広がります。 春分の日は、多くの人々が家族や友人と一緒にお彼岸を過ごしたり、お墓参りをしたりします。また、春分の日は国民の祝日としても制定されており、多くの人が休暇を楽しむことができます。 春分の日は、自然を感じることができる貴重な機会です。自然の循環や生命の営みを感じながら、新しい季節の始まりを迎えましょう。春分の日には、自然に感謝し、心を清らかにすることが大切です。 春分の日が訪れると、私たちは新たな出会いや別れ、そして新しい生活の始まりを迎えます。この時期は変化が多いですが、その変化の中には希望と新たな可能性が広がっています。 春分の日は、季節の移り変わりを感じることができる特別な日です。自然をたたえ、生物をいつくしむ日として、心を込めて過ごしましょう。
清明(せいめい)

二十四節気の第5番目で、3月節(旧暦2月後半から3月前半)です。現在広まっている定気法では太陽黄経が15度のときで4月5日頃です。しかし、天文学ではその瞬間とされています。清明の日付は、近年では4月4日または4月5日であり、年によって異なる。 清明は、春の中で特に美しい季節の一つです。この時期には、さまざまな花が咲き誇り、木々は新緑に包まれ、生き物たちは元気に動き回ります。そして、昼と夜の長さがほぼ同じになる春分の後、穀物を潤す雨が降る穀雨の前に位置しています。 また、清明は春の季語としても使われます。この言葉は、季節の移り変わりや自然の営みを表現するために使われる言葉の一つです。清明を感じるということは、自然の息吹を感じることでもあります。 沖縄では、清明の休日には「シーミー」と呼ばれる清明祭が行われます。この祭りでは、先祖のお墓の掃除やお供えを行い、その後に親戚一同で宴会を楽しむという先祖供養の行事です。清明祭は、家族や親族が一堂に集まり、先祖への感謝と思いを伝える大切な行事となっています。 清明の過ごし方は、爽やかで過ごしやすい季節を楽しむことです。自然の中で散歩をしたり、ピクニックを楽しんだりするのも良いでしょう。また、清明の時期には桜の花見も楽しむことができます。友人や家族と一緒に美しい桜を眺めながら、春の訪れを感じることができるでしょう。 清明は、季節の変わり目であり、自然の営みを感じることができる特別な時期です。自然と調和し、美しい春の訪れを心ゆくまで楽しんでください。
穀雨(こくう)

二十四節気の第6番目で、3月中(旧暦3月後半)です。太陽の黄経が30度に達した日(太陽暦の4月20日または21日)に始まり、立夏(5月5日または6日)の前日までの約15日間ですが、現行暦ではその第1日目を指します。 穀雨の日付は、近年では4月20日または4月21日であり、年によって異なることがあります。穀雨は、種まきや田植えの時期に降る雨を意味します。この時期に雨が降ることで、穀物の成長を助けることができます。 穀雨の特徴として、田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨が降ることが挙げられます。春の季節の最後にあたり、種まきや育苗のために雨が必要な時期です。昔の中国では、穀雨をさらに5日ごとに区分していました。萍始生(うきくさがはえる)、鳴鳩払其羽(なく鳩が羽を払う)、戴勝降于桑(かっこうが桑の木に現れる)という三候があります。 穀雨の終わりには、「八十八夜(はちじゅうはちや)」が訪れます。この日は、農作業に縁起の良い日とされています。八十八夜という言葉は、「八」「十」「八」の三つの字を組み合わせると「米」になることから、豊作を願う意味も込められています。 穀雨は、農業にとって重要な時期であり、種まきや田植えの準備を行うために必要な雨をもたらします。この時期の天候によって、作物の収穫にも影響が出るため、農民たちは穀雨の到来を待ち望んでいます。 穀雨は、春の終わりを告げる節気であり、夏が近づいてくることを意味します。農作業の忙しさがピークに達する時期でもあります。種まきや田植えを行う農民たちは、この時期の天候に祈りを捧げながら、作物の成長を願っています。 穀雨は、農業の営みと季節の移り変わりを象徴する重要な節気です。農作業の一環として、種まきや田植えを行うことで、豊かな収穫を迎えることができます。穀雨の到来を心待ちにしながら、農民たちは農作業に励んでいます。
夏の二十四節気

立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑です。立夏は夏の始まりを告げる節であり、小満は穀物が成長しはじめる節です。芒種は稲の穂が出始める頃を指し、夏至は一年で最も昼が長い節です。小暑は暑さが本格化する季節を表し、大暑は夏の最も暑い時期を意味します。
立夏(りっか)

二十四節気の第7番目で、4月節(旧暦4月前半)です。恒気法では冬至から3/8年(約136.97日)後で5月5日頃です。期間としての意味もあり、この日から次の節気の小満前日までが「立夏」の期間とされています。立夏の日付は、近年では5月5日または5月6日であり、年によって異なる。 立夏は、夏の始まりを告げる重要な節気です。二十四節気の中でも7番目に位置し、春の終わりから夏の始まりまでの時期を示しています。日本では、立夏を迎えると一年で最も過ごしやすい季節が訪れます。さわやかな青空の下、こいのぼりが風に揺れ、夏の訪れを感じさせます。 立夏の日付は、恒気法によって決められています。冬至から3/8年後の日付となりますが、近年では5月5日または5月6日になることが多いです。年によって異なるため、毎年同じ日に立夏が訪れるわけではありません。 立夏は、一日だけの特定の日ではなく、期間としても意味を持っています。立夏の日から次の節気である小満の前日までが、「立夏」としての期間とされています。この期間は、夏の到来を感じることができる時期であり、梅雨入り前の爽やかな季節です。 立夏の時期には、自然界でもさまざまな現象が起こります。蛙が冬眠から目覚め、元気に鳴き始める姿や、ミミズが土の中から出てきて活動を始める姿を見ることができます。また、竹の子がひょっこり顔を出す頃でもあります。 立夏は、夏の始まりを告げる節気であり、日本の伝統的な季節の移り変わりを感じることができる大切な時期です。夏の訪れを楽しみながら、自然と共に過ごすことができるでしょう。
小満(しょうまん)

二十四節気の第8番目で、4月中(旧暦4月後半)です。太陽の黄経が60°に達した日(太陽暦の5月21日または22日)に始まり、芒種(6月6日または7日)の前日までの約15日間ですが、現行暦ではその第1日目を指します。小満の日付は、近年では5月21日または5月22日であり、年によって異なる。 小満とは、植物や動物などの生き物が成長し、天地に満ち始める頃を指します。草木が生い茂り、動物たちも心地良い気候を楽しむ時期とされています。また、小満の時期には麦などの秋まきの作物が育ってくるため、農作物の成長に喜びを感じることもあります。 小満は、立夏(りっか)の前であり、芒種の後の節気です。立夏は、夏の始まりを意味し、芒種は、稲の穂が出始める時期を指します。小満は、この二つの節気の間に位置しています。小満から芒種までの約15日間は、季節の変わり目であり、自然界の活気が最も高まる時期と言えます。 小満の気候は、初夏にあたります。日中は暖かく、夜は涼しくなります。雨が多く、湿度も高くなるため、植物の成長には適した環境です。草木は茂り、花々が咲き誇ります。また、小満の時期には多くの昆虫や鳥が活発になり、自然界がにぎやかになります。 小満の季節には、自然の恵みを感じることができます。農作物が順調に成長し、収穫の時期が近づいてきます。また、小満の時期には、新緑が美しく、自然の景色が一層鮮やかになります。人々はこの時期を楽しみ、自然とのつながりを感じることができます。 小満は、季節の変わり目であり、新たな生命の息吹を感じることができる時期です。自然との調和を感じながら、心地良い季節を楽しんでいきましょう。
芒種(ぼうしゅ)

二十四節気の第9番目で、5月節(旧暦4月後半から5月前半)です。太陽黄経が75度のときで6月6日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とします。 芒種とは、イネやムギなどの芒(のぎ)のある作物の種をまく時期を指します。昔の田植えの時期は芒種であったため、この時期になると農作業が本格化しました。 近年では、芒種の日付は6月6日または6月7日とされていますが、年によって異なることもあります。この日付は太陽黄経が75度の時期を基準としており、定気法によって計算されています。 芒種の時期は梅雨入りになりかかる頃であり、全国的に蒸し暑くなる時期です。高温多湿の気候になるため、体調管理や食糧の管理には十分な注意が必要です。 また、芒種は夏を6つに分けたうちの3番目の節気です。夏至までの期間としても意味を持ちます。この時期は作物の成長も旺盛であり、農作業において重要な時期となります。 芒種の名前は、芒という植物の突起のある部分を指し、その植物の種をまく時期という意味を持っています。種まきは実際には芒種よりも早い時期に行われますが、芒種はその目安となる時期とされています。 芒種は日本の伝統的な節気の一つであり、農作業や季節の変化を感じる上で重要な意味を持っています。また、梅雨入りになりかかる頃でもあるため、日常生活においても気候の変化に対応する必要があります。 芒種は、農業や自然との関わりを感じることができる大切な時期です。この時期には、作物の成長や自然の営みを見守りながら、心地よい夏の訪れを感じることができるでしょう。
夏至(げし)

二十四節気の第10番目で、5月中(旧暦5月前半)です。太陽の黄経が90°に達した日(太陽暦の6月21日または22日)に始まり、小暑(7月7日または8日)の前日までの約15日間ですが、現行暦ではその第1日目を指します。 夏至は、年によって異なる日に設定されています。近年では、6月21日または6月22日になります。夏至の日は、太陽の黄経が最も北にある日であり、北半球では昼が最も長く夜が最も短い日です。北極圏では終日太陽が地平線下に没することはなく、白夜の現象が見られます。 夏至の日付は、太陽の位置によって決まるため、年ごとに異なるのです。この日は、一年の中で太陽の位置が一番北にある日であり、その後は徐々に南に移動していきます。夏至の日は、太陽が頂点に達する瞬間であり、その後は日照時間が徐々に短くなっていきます。 夏至の日は、古代から農作物の栽培や農耕にとって重要な日とされてきました。太陽の光が最も強く、作物の成長にとって最適な条件が整います。また、夏至は陽気の始まりとされ、暑さが本格化する前の季節の境目となります。 夏至の日は、古くからさまざまな行事や祭りが行われてきました。例えば、夏至の日の夜には篝火を焚いたり、川や海に入って浄化を行ったりする風習があります。また、夏至は健康や美容に関する行事も多く、特定の食べ物や飲み物を摂ることで、病気や災厄を避けるとされています。 夏至は、一年の中でも特別な日であり、自然のサイクルや季節の移り変わりを感じることができる日です。太陽の光を浴びながら、自然と調和した生活を送ることが大切です。夏至の日には、自然に感謝し、新たなエネルギーを得ることができるでしょう。
小暑(しょうしょ)

二十四節気の第11番目で、6月節(旧暦6月前半)です。太陽黄経が105度のときで7月7日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。小暑の日付は、近年では7月7日または7月8日であり、年によって異なる。 小暑は、夏至の後15日目にあたり、暑さが本格化する時期です。この時期から暑中に入り、盛夏期の暑さを迎えます。例年では小暑より3〜7日遅れて梅雨が明けることが多いため、小暑は梅雨末期の集中豪雨型の季節であることが多いです。 小暑を境にして、夏至から暑さが最も厳しくなる大暑までの約15日間が続きます。この時期は、日中の気温が上昇し、蒸し暑さも増してきます。体力の消耗や熱中症に注意が必要です。 しかし、近年では気候の変動により、小暑の日付も年によって異なることがあります。気候変動の影響により、小暑の訪れる時期や暑さの感じ方も変化しています。これは、地球温暖化や環境の変化が関係していると考えられます。 小暑を迎えると、夏の暑さが本格化し、梅雨も終わりを迎えます。この時期は、夏の風物詩である夏祭りや花火大会も行われ、夏の楽しみが始まります。しかし、暑さに負けずに体調管理をしっかりと行い、夏を楽しむことが大切です。 小暑の訪れは、季節の移り変わりを感じさせてくれる大切な節目です。夏の暑さに備えて、涼しい場所で過ごしたり、十分な水分補給をするなどの対策を取りましょう。夏の訪れを楽しみながら、健康に過ごすことができるようにしましょう。 小暑は、暑さがだんだんと強くなっていくことを意味します。暑さに負けずに夏を楽しむために、体調管理や暑さ対策をしっかりと行いましょう。小暑の到来を迎えることで、夏の訪れを感じ、季節の移り変わりを楽しむことができます。
大暑(たいしょ)

二十四節気の第12番目で、6月中(旧暦6月後半)です。太陽黄経が120度のときで7月23日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。大暑の日付は、近年では7月23日または7月24日であり、年によって異なる。 大暑は、夏至から約1か月後にあたり、一年の中でもっとも気温の高い季節です。この時期、梅雨明け後の夏型の安定した天候となります。アブラゼミが鳴き、トンボが飛び交い、サルスベリやナデシコなどの夏の花が盛りを迎えます。 夏の土用も大暑の期間に含まれます。夏の土用は立秋前の約18日間であり、大暑と重なります。土用の丑の日も夏の土用にめぐってくるため、大暑と重なることがあります。土用の丑の日には、うなぎを食べる風習があります。これは、最も暑い時期を乗り切るための暮らしの知恵とされています。 大暑の前半は、夏型の安定した天候が続くことが多いですが、後半になると年によっては暑さが厳しくなることもあります。また、早く秋風が吹いて比較的涼しくなることもあります。大暑の期間は、暑さがピークに達するだけでなく、夏と秋の境目を感じさせる季節でもあります。 大暑は、二十四節気の中でも重要な節気の一つです。暦と天文学の観点から異なる日付であることや、夏の土用や土用の丑の日との関連性など、様々な要素が絡み合っています。この時期には、暑さに負けずに涼を求め、季節の移り変わりを感じながら過ごすことが大切です。
秋の二十四節気

立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降です。立秋は夏の終わりを告げる節であり、処暑は暑さが和らぐ頃を指します。白露は朝露が白く濃くなる季節を表し、秋分は昼と夜の長さがほぼ等しくなる節です。寒露は寒さが増してくる季節を意味し、霜降は霜が降り始める頃を指します。
立秋(りっしゅう)

二十四節気の第13番目で、7月節(旧暦7月前半)です。太陽黄経が135度のときで8月8日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。立秋の日付は、近年では8月7日または8月8日であり、年によって異なる。 立秋は、二十四節気の中で夏から秋への移り変わりを表す重要な節気です。太陽の黄経が135度になる瞬間が立秋とされており、この日から秋が始まるとされています。ただし、暦と天文学の定義が異なるため、立秋の日付は年によって異なることがあります。 近年では、立秋の日付は主に8月7日または8月8日となっています。これは暦上の定義に基づいており、太陽の黄経が135度になる日とされています。しかし、天文学的な瞬間とは異なるため、厳密な日付は年ごとに異なる場合があります。 立秋の到来は、暑さが和らぎ、秋の気配が感じられることを意味します。夏の終わりを告げ、秋の訪れを予感させる節気です。この時期には、涼しい風が吹いてくるようになり、夜には虫の音が聞こえるようになります。また、季節の変わり目であるため、身体の調子を整えるためにも注意が必要です。 立秋の過ごし方としては、まずは体調管理が重要です。暑さがまだ残る時期ですので、十分な水分補給と適度な休息を心がけましょう。また、夏野菜や旬の食材を積極的に取り入れて栄養バランスを整えることも大切です。 また、立秋は秋の訪れを感じる時期でもありますので、秋の行楽やイベントの計画も立ててみてはいかがでしょうか。例えば、紅葉狩りや秋祭りなど、秋ならではの楽しみを探してみると良いでしょう。 立秋は、季節の変わり目であり、新たな季節の始まりを感じることができる特別な時期です。穏やかな風を感じながら、秋の魅力を存分に楽しんでみてください。
処暑(しょしょ)

二十四節気の第14番目で、7月中(旧暦7月後半)です。太陽黄経が150度のときで8月23日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。処暑の日付は、近年では8月23日または8月24日であり、年によって異なる。 処暑は、夏の終わりを告げる節気です。この時期になると、暑さが少しずつ和らいできます。昼間の暑さはまだ残っていますが、朝晩は涼しくなり、過ごしやすい季節となります。 また、処暑の時期には秋の台風が訪れることもあります。台風は強風や大雨をもたらし、被害をもたらすこともあります。そのため、注意が必要です。 処暑の時期は、暑さが和らいできているため、アウトドア活動や運動を楽しむのに適しています。例えば、山や海へ行ってハイキングや水泳を楽しむことができます。また、夏野菜の収穫や秋の準備をするのも良いでしょう。 処暑の季節は、自然の移り変わりを感じることができる特別な時期です。暑さが終わり、秋の訪れを感じることができます。また、台風の襲来にも備えながら、過ごしやすい季節を楽しみましょう。
白露(はくろ)

二十四節気の第15番目で、8月節(旧暦7月後半から8月前半)です。太陽黄経が165度のときで9月8日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする1。白露の日付は、近年では9月7日または9月8日であり、年によって異なる1。 白露は、秋の訪れを告げる重要な節気です。夜が長くなり、大気が冷え込むことで草花や木々に朝露が宿るようになります。降りた露は光り、白い粒のように見えます。この頃から日中の暑さも和らぎ、秋の気配が深まっていきます。 白露の日付は、近年では9月7日または9月8日であり、年によって異なるとされています。これは、二十四節気が太陽の動きに合わせて決められるため、1日程度前後することがあるからです。白露が訪れると、夏から秋への移り変わりが感じられます。 白露の季節には、特徴的な候があります。初候は「草露白(くさのつゆしろし)」と呼ばれ、草花の上に降りた朝露が白く涼しく見える頃です。夏から秋への変わり目を象徴しています。次候は「鶺鴒鳴(せきれいなく)」で、鶺鴒の声が響きわたる頃です。鶺鴒は水辺を好む鳥であり、川の上流域に行くほど多く見られます。最後の末候は「玄鳥去(つばめさる)」で、つばめが去っていく頃を意味します。 白露の時期は、農作物の収穫時期でもあります。穀物が実り、豊かな収穫が期待されます。また、白露の頃は秋の七草が季節として知られています。これは、七草のうちの一つである「撫子(なでしこ)」が白露の頃に花を咲かせることに由来しています。 白露の日付は毎年変動しますが、その季節の訪れは確実です。夜長が増え、朝露が降りるなど、自然界の変化から秋の到来を感じることができます。白露の時期には、自然の移り変わりを感じながら、秋の訪れを楽しむことができるでしょう。
秋分(しゅうぶん)

二十四節気の第16番目で、8月中(旧暦8月後半から9月前半)です。太陽黄経が180度のときで9月23日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。 秋分は、四季の中央に位置する中気であり、二至(夏至、冬至)と二分(春分、秋分)と共に四季を形成しています。日本では、秋分の日は二十四節気の中で特に重要視されており、秋の訪れを告げる節目となっています。 秋分の日には、太陽が黄道の天秤宮を通過する瞬間とされています。この日を境にして、昼間と夜間の長さがほぼ等しくなります。このバランスの取れた日照時間が、農作物の成長にとって重要な役割を果たします。 また、秋分の日から次の節気である寒露の前日までの期間を秋分と呼びます。この期間は約15日間であり、季節の移り変わりを感じることができる貴重な時間です。 秋分は、古くから農耕民族である日本人にとっては、収穫の時期の到来を告げる重要な節目でした。農作物の収穫が盛んな時期でもあり、感謝の気持ちを込めて祭りや行事が行われることもあります。 現代の日本では、秋分の日は国民の祝日であり、敬老の日とも重なることがあります。家族や親族が集まり、感謝の気持ちを伝える機会となります。 秋分の日は、自然の移り変わりを感じることができる特別な日です。季節の変わり目には、自然と調和し、感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいものです。
寒露(かんろ)

二十四節気の第17番目で、9月節(旧暦8月後半から9月前半)です。太陽黄経が195度のときで10月8日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。 寒露は、秋の深まりを感じさせる節気です。この時期、日本の北国ではカエデなどの紅葉が美しくなり、秋色が深まってきます。また、寒露の頃になると、ツバメなどの夏鳥が渡り始め、冬鳥の渡りも盛んになります。ツグミやガンなどの冬鳥が渡ってくる光景は、寒さを感じさせるものです。 また、寒露の時期には、カキやクリなどの収穫期に入ります。特にカキはこの時期が旬で、美味しく味わうことができます。また、キクの花も満開になり、秋の風景を彩ります。 寒露は、二十四節気の中でも特に季節の変わり目を感じさせる時期です。昼夜の長さがほぼ同じになり、秋の夜長が訪れる前兆とも言えます。また、寒露から次の節気の霜降までの期間は、寒露の前後を含めて秋の深まりを楽しむことができます。 寒露は、季節の変わり目であり、自然の移り変わりを感じることができる貴重な時期です。秋の深まりを感じながら、寒露から霜降までの期間を大切に過ごしたいものです。
霜降(そうこう)

二十四節気の第18番目で、9月中(旧暦9月内)です。太陽黄経が210度のときで10月23日・24日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。 霜降は、二十四節気の一つであり、秋から冬へと季節が移り変わる時期です。日本の伝統的な暦では、霜降は9月中(旧暦9月内)に位置しており、太陽黄経が210度のときに該当します。具体的には、10月23日・24日頃にあたります。 一般的には、暦では特定の日に霜降が起こるとされていますが、天文学的にはその瞬間とされます。つまり、太陽黄経が210度になる瞬間が霜降とされるのです。 霜降の時期には、朝晩の冷え込みが増し、北国や山里では霜が降り始めます。草木に冷たい露が降り、霜柱などができる光景が見られるようになります。また、霜降が過ぎると立冬になり、暦の上では冬が始まることになります。 二十四節気は、1年を約15日間ごとに24に分けたもので、季節の移り変わりを知るために用いられます。しかし、太陽の動きに合わせて決めるため、一定ではなく、1日程度前後することがあります。 霜降は、秋から冬へと季節が進む重要な節気です。朝晩の冷え込みが増し、自然界も冬の訪れを感じさせるようになります。これを知ることで、私たちは季節の変化を感じ取り、自然と調和した生活を送ることができるでしょう。
冬の二十四節気

立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒です。立冬は冬の始まりを告げる節であり、小雪は雪が降り始める頃を指します。大雪は雪が積もる節であり、冬至は一年で最も夜が長い節です。小寒は寒さが本格化する季節を表し、大寒は冬の最も寒い時期を意味します。
立冬(りっとう)

二十四節気の第19番目で、10月節(旧暦9月後半から10月前半)です。太陽黄経が225度のときで11月7日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。 立冬は、二十四節気の一つであり、陰暦十月節として冬の始まりを示しています。太陽の視黄経が225度に達するときで、現行暦では11月7日ごろにあたります。 二十四節気は、日本の一年を24分割し、それぞれの季節を表す言葉を付けたものです。立冬はその19番目の節気であり、霜降の前、小雪の後に位置します。冬の始まりの時期を示しています。 立冬の意味は、冬の気配が立ち始めることを表しています。季節風の第1号が吹き出す時期でもあり、北国や高地では初冠雪の知らせが届くこともあります。また、時雨の季節でもあります。 二十四節気は、気象現象や季節の変化を表す重要な指標です。立冬を含め、春分、夏至、秋分、冬至など、天気予報などでよく聞く言葉です。 立冬の由来については、かつての暦と現代の暦が少しずれていることから、具体的な日付は異なる場合があります。暦では特定の日付とされていますが、天文学ではその瞬間とされています。 立冬の訪れは、寒さが増し、冬の到来を感じさせる時期です。季節の変化を感じながら、温かい服や食べ物で身を守り、冬を迎えましょう。 以上が、立冬についての簡単な説明です。二十四節気の一つとして、私たちの生活に季節の移り変わりを教えてくれる大切な存在です。
小雪(しょうせつ)

二十四節気の一つで、10月中(旧暦10月後半)です。太陽黄経が240度に達した日(太陽暦の11月22日か23日)に始まり、大雪(12月7日か8日)の前日までの約15日間ですが、現行暦ではこの期間の第1日目を指します1。 小雪は、日本の四季の中で初めて雪が降る時期を指します。しかし、まだ積もるほどの雪ではなく、わずかな雪が降る程度です。江戸時代の暦の解説書『暦便覧』によると、「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明されています。つまり、寒さが増してくるために雨が雪に変わって降るようになるということです。 小雪の前は立冬であり、冬の兆しを感じる時期です。寒さが増してくると同時に、小雪の後は大雪となります。大雪は山の峰に雪がかぶり、平地でも雪が降りだす時期です。 小雪の気候は「小春日和」とも呼ばれることがあります。昼間の気温が穏やかになり、寒さが和らぐことがあります。この時期はまだ冬本番ではないため、暖かい日が続くこともあります。 小雪の時期には、お歳暮の準備をすることもあります。感謝の気持ちを贈るために、お世話になった方々への贈り物や手紙の準備をするのです。また、小雪の時期は虹が見えにくくなる時期でもあります。曇り空が多くなり、夏のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとした虹を見ることができます。 小雪の過ごし方としては、冬の訪れを感じながら、温かい飲み物や鍋料理などを楽しむことがおすすめです。また、紅葉狩りや温泉旅行など、秋から冬への移り変わりを感じるアクティビティも楽しめます。 2023年の小雪はいつなのでしょうか?それは太陽黄経が240度に達する日、つまり太陽暦の11月22日か23日です。この日を境に、小雪の時期が始まります。そして、大雪の前日までの約15日間が小雪の期間とされています。 小雪は、日本の四季の中で初めて雪が降る時期を表す言葉です。寒さが増してくると同時に、冬の訪れを感じることができます。穏やかな気候の中で、お歳暮の準備や季節のアクティビティを楽しんで、小雪の時期を過ごしましょう。
大雪(たいせつ)

二十四節気の第21番目で、11月節(旧暦10月後半から11月前半)です。現在広まっている定気法では太陽黄経が255度のときで12月7日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。 大雪とは、雪が盛んに降りだす頃という意味で、山の峰々は雪をかぶり、平地にも雪が降る時期です。その字のごとく大雪(おおゆき)になる地域もあります。二十四節気では、大雪の前は、わずかな雪が降る頃という意味の「小雪(しょうせつ)」、大雪の次は、1年で最も昼の時間が短い「冬至」となります。 大雪(たいせつ)とは本格的に冬が到来するころ。山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もります。新しい年の準備をはじめる「正月事始め」もこの時期から行われます。 大雪の時期には、天地の気が塞がれ、冬が訪れます。空は重い雲に覆われ、生き物はじっと気をひそめています。この時期は寒さから人々を守るため、塞ぐという言葉も使われます。 また、大雪の次の候は「熊蟄穴(くまあなにこもる)」です。この時期になると熊は冬ごもりの時期に入り、穴にこもります。春になるまで、穴の中で過ごします。熊だけではなく、しまりすや蛙、こうもりも冬ごもりを始めます。 そして大雪の最後の候は「鱖魚群(さけのうおむらがる)」です。この時期には鮭が川を遡上します。鮭が集まり、群れを作りながら川を遡る様子は壮観です。 大雪の時期は、冬の到来を感じさせる季節です。雪の美しさや厳しさを感じながら、新しい年の準備を進める時期でもあります。寒さの中でも、自然の営みや生命の息吹を感じることができるでしょう。
冬至(とうじ)

二十四節気の一つで、11月中(旧暦11月後半)です。太陽黄経が270度に達した日(太陽暦の12月21日か22日)に始まり、小寒(1月5日か6日)の前日までの約15日間ですが、現行暦ではこの期間の第1日目を指します。 冬至は、一年の中で太陽が最も低い位置に達する日とされています。北半球では日照時間が最も短く、夜が最も長い日です。この日を境にして、陽気が増え、昼間が長くなっていくとされています。 冬至は、古くから中国や日本の暦の重要な節目とされてきました。特に太陰太陽暦では、冬至を起算点として季節や年の変わり目を計算していました。また、冬至を含む月を「子月」と呼んでいました。 現代の暦では、冬至は冬の真ん中に位置する日とされています。寒さが一段と厳しくなるこの時期には、年末低気圧と呼ばれる低気圧が通過し、初雪をもたらすこともあります。これを境に本格的な冬が到来することが多いです。 冬至は、二十四節気の一つであり、春夏秋冬の季節を表す言葉としても使われています。また、二十四節気と同様に、季節の移り変わりを示す目安となる雑節(ざっせつ)もあります。これらの節気や雑節は、行事や行動の基準として今でも重要な役割を果たしています。 冬至は、自然のサイクルの中での重要な節目であり、私たちに季節の変化や時間の流れを感じさせてくれます。冬至の日には、家族や友人と一緒に過ごすことや、温かい食べ物や飲み物を楽しむことが多いです。冬至の日は、心も体も温かくして、新しい季節を迎える準備をする大切な日と言えるでしょう。
小寒(しょうかん)

二十四節気の第23番目で、12月節(旧暦11月後半から12月前半)です。現在広まっている定気法では太陽黄経が285度のときで1月5日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。 小寒は、日本の暦の中で重要な節気の一つです。二十四節気は、太陽の黄経に基づいて季節を分ける方法であり、小寒はその中で23番目に位置します。小寒は旧暦の12月節に相当し、旧暦11月後半から12月前半にあたります。 現在広まっている定気法によれば、小寒の日は太陽の黄経が285度のときであり、おおよそ1月5日ごろになります。この日を暦の中で小寒としていますが、天文学的にはその瞬間を指します。太陽の黄経が285度になる瞬間が小寒とされるのです。 小寒からは本格的な冬の寒さが訪れます。寒さが一段と厳しくなり、寒中見舞いを出す時期ともなります。また、小寒から節分までは「寒の内」と呼ばれ、寒さが続く期間です。寒が明けると立春になり、春の訪れを感じることができます。 小寒の季節には、さまざまな風物詩があります。例えば、芹が生え始める頃や、凍った泉の水が溶け動き出す頃、雉が鳴き始める頃など、自然界の変化が感じられます。これらの出来事は、季節の移り変わりを感じさせてくれるものです。 小寒は、寒さが厳しくなる時期でありながら、新たな季節の訪れを感じることができる季節でもあります。寒さに備えつつ、春の訪れを待ちわびることができるのです。
大寒(だいかん)

二十四節気の第24番目で、12月中(旧暦12月内)です。現在広まっている定気法では太陽黄経が300度のとき(黄道十二宮では宝瓶宮の原点に相当)で1月20日頃です。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。 大寒は、一年の中でも特に寒さが厳しい時期とされています。この時期は、北半球の温帯地域では寒さが最も厳しくなります。寒さに耐えるために、様々な寒稽古が行われることもあります。 大寒の期間は、毎年1月20日ごろから立春までの15日間です。この時期は冬の本格的な到来の前であり、寒さが一段と厳しくなる前の時期とも言えます。寒さに備えて、身体を鍛えるための寒稽古が行われることもあります。 大寒が明けると、立春が訪れます。立春は、春の始まりを意味し、寒さから脱し、新しい季節が訪れることを象徴しています。大寒を迎えることで、寒さに耐え、春の訪れを待ち望む気持ちを抱くことができます。 大寒は、暦の上では寒の後半にあたります。日本では、この時期に最低気温が観測されることが多いです。寒さが一段と厳しくなるこの時期には、防寒対策をしっかりと行い、体調管理に気を付ける必要があります。 大寒は、二十四節気の中でも特に寒さが厳しい時期です。寒さに耐え、春の訪れを待ち望む時期として、様々な行事や寒稽古が行われることもあります。寒さに負けずに元気に過ごし、春の訪れを迎えましょう。